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    13ゴースト 「再会しよう。あの世でな」

    いわゆるB級ホラー映画。
    ホラー映画の中には、困難を乗り切ったと思われた主人公が、
    最後の最後に災難に見舞われ…という結末も少なくないが、
    この作品は「あぁ、よかった…」と笑顔になれるラストになっている。
    怖い…でも後味は悪くない。ホラーが苦手という人にもオススメ。

    ■ストーリー
    半年前に火事で家と妻を喪ったアーサーは、事故で亡くなった大富豪の叔父サイラスの遺産を相続する。
    サイラスから譲り受けた豪邸に引っ越してきたアーサーと娘のキャシー、息子のボビー、家政婦のマギーは、
    近代的で豪華な家に大はしゃぎ。
    そんな中、霊能力者のデニスは、生前サイラスから受け取るはずだった報酬を奪いに、電気工事技師に扮して
    豪邸に入り込む。しかしそこでデニスが見たものは、地下室に閉じ込められた凶悪なゴーストたちの姿だった。

    12体のゴーストと豪邸=装置によって、未来を見る力を手に入れようとしていたサイラスの野望に、
    アーサーたちは巻き込まれることになる…。

    ■主観的レビュー
    いろいろなタイプのゴーストが登場するが、どれもエグくて邪悪で凶暴。
    特殊な眼鏡を掛けた状態でないと、ゴーストたちの姿が見えず、すぐそこまで迫っているのに気付かない
    という演出も恐怖心を煽られる。

    ゴーストたちは怖いには怖いのだが、現実味のない設定・風貌で、ファンタジー作品の悪役のような感覚で
    見られるので、鑑賞中や観終わった後に背後が気になる…というような怖さはない。
    たとえるならば、今話題の某作品の巨人のような怖さがある。意志疎通ができず、自分たちのことを
    獲物としてしか見ていない、得体の知れない相手に対する恐怖心は凄まじい。

    ゴーストたちの犠牲になる人々の末路はかなりエグい。残酷な映像が苦手な人は要注意だ。
    映像もファンタジー的なので、エグくて怖いが、美しい。

    この作品は、観る人を怖がらせることだけが目的ではなく、愛も伝えてくれるという、実は感動作だ。
    ファンタジーや家族愛を描いた作品が好きな人は楽しめるのではないかと思う。
    2013/09/27(金) 12:00 映画 記事のURL コメント(0)
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