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    クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン1 「邪悪さとは超自然的なものから生まれるわけではない。
    人間そのものに悪を行う力があるのだ」
    ―ジョゼフ・コンラッド

    緻密なプロファイリングによって、凶悪な犯罪者たちを捕まえる犯罪捜査ドラマ。
    フィクションではあるが、アメリカ社会が抱える問題をリアルに描いているので
    まるでドキュメンタリーを観ているような気分になる。
    犯罪ドキュメンタリーに興味がある人には是非とも観てもらいたい作品。
    1話完結、シーズン1は全22話。
    ■ストーリー
    シアトルで若い女性ばかりを狙った誘拐絞殺事件が4ヶ月間に3件発生する。4件目の誘拐が発生し、
    FBIシアトル支局はヴァージニア州クワンティコのFBI行動分析課(BAU)にプロファイリングを依頼。
    BAUリーダーのホッチナーは、現場を離れていたベテランプロファイラー・ギデオンに協力を仰ぐ。

    しかしギデオンは、ある事件で犯人の心理を読み誤り仲間を死なせてしまったことによるPTSDを抱えていた。
    そんなギデオンを加えたBAUは、4人目の被害者を無事保護し、犯人を捕らえることができるのか…。


    ■主観的レビュー
    本国アメリカで常に高視聴率をキープしている人気ドラマ。現在シーズン9まで制作が決定している。
    BAUは実在する犯罪捜査チームで、ドラマで扱われる事件も、有り得ないようなものではなく、
    実在の事件をモデルにしたり、アメリカ社会の問題を反映させていたりと、かなりリアリティーのある
    ドラマとなっている。

    銃社会アメリカが舞台なので、BAUの捜査官たちも銃を片手に捜査をするが、基本的には頭脳戦。
    犯人の行動からその心理を読み取って先回りし、事件を解決に導く。
    犯人や被害者にスポットが当たりがちだが、徐々に捜査官たちの心理やプライベートも描かれるようになる。
    異常な犯罪者たちの心理に深く入り込むため、捜査官たちは精神的な負担が大きいのだが、
    チームの結束力が強く、家族のような絆を見せてくれる。
    仲間同士の小気味いい掛け合いが、シリアスなドラマ展開の緩衝材になってくれているのだ。

    また、第1話以外は毎回、その事件の背景を物語るかのような実在の著名人たちの格言が、
    ドラマの冒頭と終わりに差し込まれるのも憎い演出。時折、心にグサリと突き刺さる格言に巡り逢える。

    凄惨な事件が多いので、誰にでもオススメできるわけではないが、心理学やプロファイリング、
    アメリカ社会の問題、犯罪ドキュメンタリーに興味がある方は間違いなく楽しめる内容になっている。
    頭を使いながら観ることを覚悟して欲しい作品だ。
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