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    NIKITA/ニキータ シーズン1 「私は最初の脱走者。でも、最後になるつもりはない」

    一言でいえば、スパイドラマ。シーズン1は全22話。シーズン4で完結予定。
    騙し騙され、ド派手なアクション満載。恋愛要素もあり。
    優秀な暗殺者だったニキータが、所属していた組織を脱走。組織によって
    殺された恋人の仇を討とうとするニキータの復讐劇がメイン。その側面で、
    トップの私利私欲のために利用されている組織、および何も知らない若い
    エージェントたちを正しい方向へ導こうと孤軍奮闘するニキータの姿も描かれる。
    ■ストーリー
    アメリカ政府の秘密組織「ディヴィジョン」。大統領もその存在を知らない、まさに超極秘の組織だ。
    犯罪者や身寄りのない若者をリクルートし、暗殺者として育て上げ、政府のため秘密裏に働かせる。
    若者たちの更生という使命も担っていたディヴィジョンだったが、次第に最高責任者パーシーの野望を
    実現させるための、私的な暗殺集団へと変貌しつつあった…。
    そんなディヴィジョンの中で、伝説のエージェントとして数々の優秀な実績を残してきたニキータは、
    恋人を暗殺されたことをきっかけに組織を脱走し、姿をくらました。

    このドラマは、行方不明となっていたニキータが3年振りに組織の前に姿を現し、
    宣戦布告するところから始まる。

    組織がニキータ抹殺に躍起になる一方、アレックスという不良少女が新たな訓練生として採用される。
    賢さと強さ、そして美しさを兼ね備えたアレックスは「第二のニキータ」としてディヴィジョン上層部から
    一目置かれる存在になっていく。しかし、実はアレックスは、ニキータが組織に送り込んだスパイだった!
    ニキータとアレックスによるディヴィジョンへの復讐劇が、今、始まる。

    ■主観的レビュー
    私は戦う女性がとことん好きなのだと、しみじみ思う。
    私のように、いつも誰かに守られているような可愛らしいお姫様よりも、
    自ら剣を手に取り敵に立ち向かうクールな女勇者が好き!という方に、是非ともオススメしたい。

    この作品は、リュック・ベッソン監督の映画『ニキータ』の3年後を描いたものとされている。
    ただ、1997年から放映されたドラマ『ニキータ』の設定や、オリジナル設定なども盛り込まれ、
    正統な続編というわけでもない。これはこれ、と単体で捉えた方が良いかもしれない。

    ニキータもアレックスも、頭が切れるし、戦闘能力は男性顔負け。
    最強タッグなのだが、二人の最大の敵、ディヴィジョンの最高責任者パーシー・その片腕アマンダ・
    エージェントたちの上官・マイケルとの戦いは一進一退の状態。
    マイケルは体育会系なので頭よりも体を使う直球勝負派。パーシーとアマンダは狡猾な性格で、
    奥の手のさらに奥に次の手を持っていて、ニキータとアレックスをことごとく苦しめる。
    ニキータ目線で見ている視聴者にとっては歯がゆい展開だが、こういうドラマは敵が強くないと面白くない。

    また、ニキータもアレックスも、弱者や困っている人を見捨てられないところが長所なのだが、
    弱点でもあるので、そこがもどかしくもある。
    どんなに二人が肉体的に強くても、精神的な脆さがあるゆえに、安心して見ていられない。
    パーシーたちにアレックスがスパイだとバレてしまわないかという点も、毎回ヒヤヒヤさせられスリル満点だ。

    そして、「やはり女同士の友情は脆いものなのか?」と思わされてしまう展開もあり、
    ニキータとアレックスの絆の行方も気になるところ。

    個人的には第11話がテンションMAX。
    ついにニキータがディヴィジョンに囚われてしまう上、内部にスパイがいると発覚しアレックスまで窮地に…。
    この、逃れようもないと思われるピンチを、二人がどう脱するのか、是非ともその目で確かめてもらいたい。
    その他のエピソードも、45分の中にアップダウンがたくさん盛り込まれているので、
    ハラハラドキドキしたい!という人は、観て損はない一作だ。
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